ひなはづチャンネルの楽屋

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豪雨災害についてダラダラ書く⑤

断水からの復旧が始まった3連休、中日の日曜日の時点で会社に水を取りに来た同僚は少数で、連休最終日の今日は給水作業をしませんでした。明日の出社でどれだけ給水地域が拡大されたか、確認が楽しみです。

 

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〇水のありがたみ

昨日まで、会社の出勤時に200~250リットルの水を毎日、断水で水の出ない同僚のために運んでいました。

 

↑このようなコンテナが会社にはいくつもあって、これに容量90リットルのポリ袋を掛けて水を入れて車で運びました。大体1コンテナで40リットルは入ります。

自宅はアパートで屋外に水道がないため、「浴室で給水し車まで運ぶ」を1日5回、妻の手を借りながらやりましたが、まあ腰が痛いのなんのorz

会社でも出荷業務では重たい荷物を運んだりするのも相まって、ホント体力を消耗しました。寝ても寝ても足りないくらい疲労が溜まってる状態が続いています。(豪雨後の異常な暑さとエアコンの温度差が体に与える影響も大きいでしょう)

 

同僚が断水していて心の中に遠慮も生じてか、水の使い方も変化が出ました。食器洗い、入浴、トイレの水洗、洗顔や歯磨きで節水を心がけるようになりました。

タダみたいに使えるのが当たり前だった水が、使えなくなる時があるわけです。そりゃ心構えも変わります。水のありがたみが心底感じられました。

また、私の体力の無さも痛感したわけで、肝心な時に体が動かないのは困るので、ひなこの空手の鍛錬に付き合う形で筋トレでも始めようと思いますw

 

 

〇土砂崩れの跡がえげつない

今日はひなこの空手の昇級審査で、広島市内に向かいました。7/14に山陽自動車道の広島-河内間が通行できるようになったので、なんとか通常の移動時間で広島に向かうことができました。

路面は土砂崩れが流入した後があり、走行できるようにきれいに片付けられていました。が、中央分離帯や路肩には土砂が少し残っていたり、トンネルの中も泥だらけの所がありました。

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↑こんな感じで歩道上になっている所、車道よりも人の肩くらいの高さがあるのですが、その歩道まで土砂が残っている区間がありました。掃除して歩道に土砂を上げたのか、その高さまで土石流が流れ込んだのか…。

 

山陽自動車道は、山に挟まれた区間が多い道路です。行き帰りで山の斜面を見ると、土砂崩れが起こった箇所が両手では数えられないほどありました。木々は土砂と共に流されており、側道のフェンスをぶち破っていた後や、無残にも土砂に潰された会社も確認できました。

 

これらの光景は、自分の間近で起こると逃げ切れないという想像が容易でした。

7/7の夜に出た避難指示に私達家族は従いました。幸いにも住んでいる地域に何も影響はありませんでしたが、何もなかったからよかっただけで、もし避難せず土石流が来ていた場合は間違いなく流されていたでしょう。。。

災害後の衛星写真からの解析では、土砂崩れの発生リスクの想定をはるかに上回る箇所で土砂崩れが発生したそうです。テレビの情報やスマホからの緊急警報で、いち早く避難に備えることの重要性が分かりました。

 

 

断水によって、何よりも大事だと思った水。

土砂災害によって、何もかも流してしまう水。

今回の一件はホント、いろんなことを考えさせられます。