ひなはづチャンネルの楽屋

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仮病で登校を拒否する子どもの対処法

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ひなこが小学校に通い始めて1か月、これまで何度となく「学校に行きたくない!」と言っていますが、何とかサボることなく毎日登校しています。

理由を聞くと、気にくわないクラスメイトがいるとかなんとかで。イジメにあってるようではなさそうですし、勉強がわからない様子でもない。

恐らく単純にサボりたいのだと思います。

 

しかし、今朝のひなこの様子は違いました。

めざましアラームで起床するやいなや「お腹がいたいぃぃぃぃぃ!」と呻き泣くのです。涙を流しお腹を押さえておりますが、、、 泣くほどお腹が痛むなんて、本来なら悶え苦しむレベルだと思うのです。しかし、素人が病状を正確に測れるわけではないのも事実。

 

まずは病状を確認します。

妻「最近、う○こ出てないでしょ。便秘ならトイレ行ってみたら?」

ひ「う○こ出ないぃぃぃ」

妻「暖かいお茶飲んでお腹を温めたら治るかもよ?」

ひ「飲まないぃぃぃ」

妻「おなかのどこが痛い?」

ひ「全部ぅぅぅ」

私「どんな感じで痛い?ゴロゴロする?ズキズキする?」

ひ「チクチクするぅぅぅ」

私「お腹の外側が痛い?中が痛い?」

ひ「中がいたいぃぃぃ」

…というやり取り。痛みの表現はどことなく泣くほどではなさそうだし、ひなこの悶える様子はお腹の痛みを表現しきれていない演技、、、すなわち仮病と予想しました。

 

今日は、はづきの参観日に妻が対応しなければならないため、仮にひなこを病院に連れていく場合は、私が会社を遅刻するなりして対応しなければならない状況でした。

 

 

トイレにスクッと立ち上がり、妻が握った朝ごはんのおにぎりを見て、

ひなこが「おにぎり食べていい?」と聞いてきた時に、「あ、たぶん学校に行きたくないだけなんだな」と確信しました。

 

ここから"登校拒ひなこ"への説得が始まります。

 

 

本人のおかれている状況について

私「泣くほど痛いってことは、病院に行ってお医者さんに見てもらわないといけない。

もしかしたら、いつも見てもらっている小児科の先生だと直せないかもしれない。

そうすると、大きな病院で入院しないといけないかもしれないよ。」

 

まずは、本人の発した言葉から、本人にとって最悪なパターンを説明します。私は根っからのネガティブ思考ですので、こういった想定は得意ですw

過去に妹の出産で妻が入院したことを経験しているので、ひなこの想像も容易かったのか「入院はイヤぁぁぁ」と答えました。

 

 

他者に与える影響について

私「今日は父ちゃんがひなこを病院に連れていくと、父ちゃんは仕事に遅れていかなくちゃならない。

そうすると、父ちゃんの仕事を待っているお客さんに迷惑が掛かるし、お客さんを待たせないように、代わりに仕事をやってくれる会社の人にも迷惑が掛かる。

もしかすると、会社の人から『迷惑が掛かるから父ちゃん会社にいらない』って言われちゃうかもしれない。会社にいけなくなったらお給料が貰えないから、家族のみんなにごはんを食べさせてあげれなくなる。」

 

次に、他人に与える影響を話します。今回なら(もし仮病=ウソをつくことで)どれだけ悪影響が拡散することになるかを理解してもらうように説明します。

※「ウソをついていること前提」な責め方はよくないと思います。本人から発した言葉が、どれほどまでに影響を及ぼすかを理解させることが先決ですね。

 

 

"落とし所"を与え、誘導する

私「父ちゃんが仕事を休むといろんな人に迷惑が掛かるし、ひなこやはづきや母ちゃんも養っていけなくなるから、父ちゃんは仕事を休みたくない。

それよりも、ひなこが病気で苦しむのがイヤだから、ひなこの方が大事だから、父ちゃんはひなこを病院に連れていくよ。

だけど、みんなに迷惑を掛けるのもイヤだから、もう少しして、もしお腹が痛いのが直ったら、ひなこに学校に行ってもらいたいな。そしたら父ちゃんは仕事にいけるから。」

 

最終着地点は"学校に行かせること"なのでそちらを選ぶように、「自分も大事にされている」と感じてもらえるような言葉を添えることで、そちらに向かわざるを得ない分岐点与えますw

 

 

おにぎりを食べ終わり、ひなこは「お腹が治ってきたから、まだ少し痛いけど学校に行く」と言ってくれました。ひなこエライ!

 

 

小学校は授業を含め、様々な経験と勉強をする場所なので、私は健康な限りはサボらず毎日学校に行くべきだと考えています。

無理矢理させるのではなくて、本人の言葉がスタートであることが重要なのだと思います。悪影響も宣言も、言葉を発した者に責任があることを理解してもらいたいと、そんな気持ちでいます。

それにしても、子どもの口から「行く」という言葉を出してもらえるように説得するのは、なかなか精神力を使いますねw

 

 

今日の私の立ち回りの話はここまでです。

こういったシーンでの親の立ち回り方で、「こんな風にやると、子どもにとっても良い」というようなアドバイスを頂けたら幸いです。

 

 

余談ですが、本日夕刻にひなこは37度の微熱でした。(朝は平熱)

万が一の大病もあるので、仮病と疑ってかかるのも問題アリですね。ムムム。。。