ひなはづチャンネルの楽屋

YOUTUBE、動画編集、闘病生活。広く浅く、なんでもござれの雑多なブログ。

脱走犯への対処と勤め先に既視感

向島を全国区に知らしめた事件でしたが、脱走犯がやっと確保され一応は終息ですね。

www.tokyo-np.co.jp

向島住民と向島を生活道路としている皆様、お疲れさまでした。

 

同僚との話でも随分前から「本土に渡ってるだろう」と話をしていましたが、案の定の結果です。

警察官はのべ15000人投入されたと聞きますので、世間の評価としては【警察は無能】というような話も上がっています。しかし、組織というのは大きくなればなるほど柔軟な対応ができなくなるものでしょうから、警察も捜査方針を変える、方法を見直すという対応はなかなか難しかったのではないかなぁと思っています。

 

我が社は大組織ではありませんが、ちっぽけな稟議でも物証や費用対効果の説明を求められ、結局“現状維持”的な結論=否決ってケースは多々あります。なかなか新しいモノというのは始まらないものです。

 

今回の事件で、警察も警察犬を投入したり、赤外線カメラ搭載ヘリで捜索したりの捜索は、初動時から行われているのではなく、徐々に変化を持たせてきました。成果が上がらないから手を打つ・・・ これは仕方のないことだと思います。向島に多くの時間と費用と向島関係者への迷惑を掛けて、ホシを見つけたのは本土だったという、結果費用対効果が最悪だったとしてもです。

 

 

ですが、今回のように良くないこと(会社だったらクレーム)の処理は、初動で十二分に労力を投入した方が、損害は最小限に食い止められるはずなので、判断を誤らないように気を付けたいですね。

 

それにしても組織の上に立つ人は、決定にものすごい勇気が必要なんでしょうねぇ。。。