ひなはづチャンネルの楽屋

YOUTUBE、動画編集、闘病生活。広く浅く、なんでもござれの雑多なブログ。

「づ」の存在が不便さをもたらす日本のIT社会

AIスピーカーGoogle home」をサンタさんがプレゼントしてくれて以降、我が家で音楽を聴くシーンが増えました。半分子どものおもちゃ状態になっていますw

 

人が発する声質を聞き分け、使用者を制限する機能もGoogle Homeにはあるのですが、妻や子ども達も使えるように、ゲスト機能で誰でも音声認識できるようにしています。

性能が良いのか悪いのか、「Google」という組織の存在の知らない”はづき”が、

「オーケー ぐるぐる」

とコールしてもGoole homeさんは反応してくれます。やさしいw

www.youtube.com

 

インターネットラジオも聞けるので、まったく聞いていなかったラジオも朝食中にGoogle homeで流し、その延長で自動車通勤中(車中はカーラジオ)にもラジオを聞くようになりました。

それに「No Music,Yes Life.(音楽がなくても生きていける ( ー`дー´)キリッ)」という私だったのですが、カーラジオで聞いた曲をGoogle homeでもう一度聞きなおしたりと、音楽がある環境が普通になってきました。人生感一転。

Play musicの試用期間3ヵ月は今月25日で切れるのですが、恐らく毎月定額払ってサービスを受け続けることになりそうです。金を払っても価値のあると思わせるGoogleのサービスおそるべし。。。

 

で、どうせ使うなら使い倒そうと思い、子ども達がGoogle homeに「流してー」とお願いする曲をPlay musicのプレイリストに登録してみました。

プレイリストってのを簡単に説明すると、カセットテープMDに好きな音楽だけダビングしていくって感じです。 4それを再生したら保存した曲が流れ続けてくれる。

娘たちがGoogle homeに「(プレイリスト名)を流して」ってお願いしたら、好きな曲だけ流れるようになったら喜ぶかなぁなんて。

そこで、まずはこんなプレイリスト名にしました。

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そのまんま「ひなはづのお気に入り」。わかりやすいのが一番。

 

で、試しに私がコールしてみます。

私「OK Google。ひなはづのお気に入り、流して」

 

するとGoogle homeからの応えは、

「Play music でひなはずのお気に入りを探しましたが、現在利用できないようです」

 

んー?? うまくいかない。。。

悩み始めた瞬間に、妻が語った、ひなこと幼稚園のお友達とのあるエピソードを思い出しました。

 

 

ひなこがyoutubeを見ているお友達と話している時に、「自分もyoutubeやってる」と教えたらしく、お友達も「見てみる!」とチャンネルを探してくれたそうです。

翌日「ウソツキー ひなこちゃんのyoutubeなかったよ」と言われ、ひなこが「嘘じゃないのに」としょげた。これを聞いた妻があることに気が付きました。

 

お友達は、

”ひなはチャンネル”ではなく、

”ひなはチャンネル”で検索かけたのではないかと。

 

妻はそのお友達に「これで探してみてね」と”ひなはづチャンネル”と書いたメモを渡したところ、ちゃんとチャンネルを見つけくれ、めでたしめでたしだったそうです。

 

 

Google homeももしかしてコレが原因なのではないか、と。

 

さっそくプレイリスト名を「ひなはのお気に入り」に変えて試してみると、

Google home「Play musicでプレイリスト”ひなはずのお気に入り”を再生します

 

 

すんなりデキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!

 

 

いやいやいや。はづきの【づ】は【づ】なんだから、妥協はよろしくない。

プレイリスト名を「ひなはのお気に入り」に戻して今一度コール。

 

私「OK,Google。ひなはDUのお気に入り、流して」←舌を口の天井につける感じで

妻「www」

・・・何わらっとんじゃこら(゚Д゚)

 

 

「Play music でひなはのお気に入りを探しましたが、現在利用できないようです」

妻「www」

・・・何わらっとんじゃこら(゚Д゚)

 

ここまできて解ったのは、Googleの日本語音声認識は、現代の日本語の発音に最適化されているってことです。

日本人が英語のBとV、LとRなどが聞き分け/発音できないっていう話は、時代を経て日本語が発音的に簡略化されてきた結果だとよく言われています。昔は「お」と「を」、「い」と「ゐ」、「え」と「ゑ」は発音が異なり使い分けしていたとか。現代では同音に聞こえてしまう古い仮名文字を使用しなくなっています。

そして音の近い「ず」「づ」など濁音は、書く場面では使い分けされ、発音する時は同じになってしまっています。

 

この読み書きのギャップがあることが、日本語の音声認識に今は障壁があるように思えます。ま、私のような使い方でごく稀なシーンかもしれませんがw

AIの発展はものすごいスピードですので、「ず」と発音しても「づ」で解釈してくれるようにすぐになることでしょう。

その時が来るまで「ひなはのお気に入り」で我慢しときますorz

 

 

以上、「づ」の存在が我が家の不便さをもたらした話でした。チャンチャン♪

 

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